兄と存在しない妹、みゆとの日々を書いたり書かなかったり
 いもばん
2008年09月17日 (水) | 編集 |
「なんかさっきトラバネタ書いたのにまた来てた」
「すげい……すげいよ、お兄ちゃん! きっとお兄ちゃんが書いたのを見て、中の人がもっと見たいってすかさず次のを発行したんだよ! お兄ちゃんすげい!」
「その可能性はほぼ0だと思う兄ですが」
「お兄ちゃんが謙遜王に!」
 この妹の勘違いをどうしたらいいのか。
「まあいいや。ええと、今回のは『俺と貴様の眠気解消法』だが、みゆはどうだ?」
「みゆはねー、眠い時は寝るよ! ぐっすりぐーぐーだよ!」
「いや、それが出来ない時を聞いているのだけど」
「にゃ?」(小首を傾げ、不思議そうに)
「いや、だから」
「にゃー♪」(何を勘違いしたか知らないが、嬉しそうに兄の膝にぽふりと着地)
「だから、その」
「にゃーにゃー♪」(兄の手を取り、すりすりほお擦り)
「その、なんだ、みゆは可愛いなあ!」(籠絡された様子)
「籠絡せいこうー♪」
「チクショウ! よく籠絡される! それが悔しくないのがまた!」
「にゃー♪」
「籠絡されたので、みゆはパスで兄のターン。兄が眠い時の眠気解消法だが、短時間に思い切りぐっすり眠ることだ」
「寝てるよ?」
「たとえ10分でも大分違うから、少しでも時間があるならそれで。もしその時間もないのであれば、やはりカフェインの力を借りる他ないのではないだろうか」
「こーひー?」
「にも含まれてるけど、栄養剤だな。高ければ高いほどよく効く。気がする」
「ぷらしーぼだ!」
「飲んだ瞬間に『む、この栄養剤にはタウリンが1000mg、インドメタシンが10kg』とか分かればいいんだけど、生憎そんな技能はないので書いてあるのを信じるしかないのだ」
「インドメタシンは打撲とかに効くのだし、10kgも飲んだら死ぬっぽいよ、お兄ちゃん!」
「死ぬのは嫌だあ!」
「お兄ちゃんが死ぬのなんて嫌だよ困るよ悲しすぎるよ! お兄ちゃーんっ!」(ひしっ)
「みゆっ!」(ひしっ)
 兄妹で抱き合う。なにこれ。
「よく考えたら別に死ぬ予定はないです」
「なんだぁ……」
 どうして残念そうなのか。
「とにかく、だ。そのような按配で兄は日々の眠気と戦う毎日です」
「でも、お兄ちゃん別に眠気と戦ってないよね?」
「そのような按配で兄は時折眠気と戦うこともあります」
「言い直した! それならみゆも納得だよ。納得印をあげるよ。はんこー」
 はんこーと言いながら兄のおでこに珍妙な芋判を押すみゆさん。
「どう? かっこいい?」
「お兄ちゃんのおでこに第三の目が! さんじやーん!」
「とうちゃお、とうちゃお、こあんやあー!」(うろ覚え)
「みゆはパイが好きです」
「兄は後半に出てくる『痛いよ』って言う魔物が好き。名前すら覚えてないけど好き」
「みゆを好きになりなさい!」
 自分から言い出したくせに、のったら怒られた。
「難しい年頃だ」
「まったくですにゃ」
 自分のことだと気づいてない人がいます。

コメント
この記事へのコメント
妹の妹『お姉ちゃんがんばれ!!

いつも見てるよ!!!』



陰からね……
2008/09/18(木) 18:51:42 | URL | 妹の妹 #-[ 編集]
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